お洒落に格上げするなら、ワイシャツの胸ポケは不要です
お手軽に見た目の雰囲気を変えるテクニック第2弾は、スーツのワイシャツについてです。
しかも、今回は費用はゼロです。
ブログタイトルそのままですが、ワイシャツの胸ポケットを取ってしまいましょう
というものです。
このテクニックは、洋服好きの間では結構有名な話ですが、
ワイシャツの胸ポケットは、特に華奢な体型の人が多い日本人にとっては
見た目だけでいうとメリットは無く、なんとなく情けなく見えてしまう邪魔な存在です。
また、ポケットにペンやスマートフォン等入れて、口ががばっと開いている人を
よく見かけますが、これはかなりみっともなく、おやじ感丸出しです。。
何故胸ポケットがついているのか
ここからは、ファッションに関するウンチクなので、興味のない方はすっ飛ばして
頂いて結構です。
ワイシャツは、英語のWhite shirt （ホワイト シャツ）を昔の日本人が聴き間違えて
ワイシャツと呼ぶ様になったと言われています。
ちなみに、似た様な話として、背広（最近はあまり言いませんが・・）は
スーツ発祥の地であるイギリスのロンドンにある、オーダースーツ店が立ち並ぶ通り
の名前 Savile row（サヴィル ロウ）の聴き間違えです。
ネクタイもNeck tie（ネックタイ）こちらは、ほぼ合ってますね。。
完全に話が逸れました。。
話を元に戻しますと、、
シャツに胸ポケットを付けたのは、アメリカ人です。
よって、生粋のブリティッシュ、イタリアンのシャツには胸ポケットがありません。
紐が無い革靴でローファーがありますが、これもアメリカ生まれのもので、基本的に
イギリス生まれのスーツスタイルに対して、機能性を加えたものがアメリカントラッドです。
元々、ジャケット、パンツ、ベスト込みでスーツという扱いだったブリティッシュスタイル
に対して、ベストを取った２ピーススタイルとなった時に、懐中時計を入れていたベストの
ポケットの代わりに胸ポケットを付けたという説もあります。
最近流行の革靴っぽいスニーカーで一躍有名になったCOLEHANN（コールハーン）もアメリカ
のブランドです。
元々アメリカ人の様に、がっしりした体型の方には胸ポケットがあってもそこまで気になりません。
アメリカントラッドスタイルの代表アイテムである、ボタンダウンシャツには当然胸ポケットが
あります。
が、、華奢な体型の人が多い日本人が胸ポケット付きのシャツを着ると、どうしても貧相に
見えてしまいます。
また、量販店で扱っているシャツはアメリカントラッドかブリティッシュかなどは関係なく
胸ポケットが標準で付いているものがほとんどです。
実際に写真で見てみましょう。
これはユニクロで買ったシャツですが、購入時点の胸ポケット付きで着た場合と
胸ポケットを外した場合とで比較すると、印象が大分スッキリして、胸板の陰影が強調されている
のがお分かりでしょうか？
胸ポケット有り 
胸ポケット無し
大抵のシャツが、胸ポケットの位置がちょっと下についている為、余程筋トレしてガッチリ体型
じゃないとどうしても貧相に見えてしまうのです。
外してみましょう
外し方はとっても簡単。ハサミやカッターの先端で縫い目を丁寧に解していきます。
無理やりひっぺがすと、生地に大きな穴が空いてしまったりするので、根気よく全て解していきます
最初外したばかりの状態では、糸が通っていた穴が目立ちますが、一度洗濯するとほぼ分からなくなりますので心配無用です。
生地によっては、跡が微妙に見える場合もありますが、よほど近づかないと分からないのであまり気にしなくても良いでしょう。
これから暖かくなって、ジャケットを脱ぎクールビズのシーズン突入ですが
ジャケットもネクタイも無く、シャツ一枚でどれだけ他の人と差をつけるかです。
先ずは胸ポケットを外して、さりげなくお洒落度をUpしましょう。
今回は胸ポケットを外す事をお伝えしました。
ただ、「そもそものシャツはどんなものを着ればいいの？？」
という疑問もあると思います。
クールビズで使えるシャツは実は限られています。
次回は、クールビズで使えるシャツについてお伝えします。
