簡単にお洒落格上げ、デニムシャツを買いましょう!
全体のコーディネートに足すだけで、何故かお洒落な雰囲気になる。そんなアイテムを紹介していく「買い足しシリーズ」の第一回目は、「デニムシャツ」です。
「何でデニムシャツがお洒落なアイテムなの??」とそんなに洋服に興味が無い方は思うかもしれませんが、オヤジ向けメンズファッションの世界では、実はお洒落な人は絶対に持っているアイテムになります。勿論デニムシャツにも色々種類があり、なんでも良いと言うわけではありません。おそらく一般的に「デニムシャツ」と聞くとこんなものをイメージしますよね?
こちらは、「ウェスタンシャツ」と言うシャツの種類でデニム地を使ったものです。このウェスタンデニムシャツも、ファッション大好きな人達の間では、最近ちょっとしたブームですが、今回お洒落入門者の皆さんに最初に購入頂きたいのは、
「ドレスシャツの形をしたデニムシャツ」です。
「ドレスシャツ」とは所謂スーツの時に着るシャツの種類です。先ほどのウェスタンシャツ同様に表現すると、
「ドレスシャツと言うシャツの種類で、デニム生地を使ったもの。」
になります。
実はこのドレスシャツという、綺麗目なものに、デニムというカジュアル代表の生地を組み合わせる事によって、「外し」というテクニックを簡単に使う事ができます。
お洒落な人がなぜお洒落に見えるかと言うと、この「外し」が絶妙に上手いからなのです。綺麗目な格好には全て綺麗目、カジュアルの場合、パーカーにジーンズ、スニーカーと全て統一する方が簡単ですが、それだとフツーの格好になり、それぞれのアイテムにこだわりを持って選択しないと中々差別化出来ません。。差別化といっても派手なものを取り入れたり、目立つという事ではありません。コーディネートの中にちょっとしたGAPを取り入れる事でお洒落に見せるという事です。ただし、これはお洒落上級者のテクニックなので、初心者が手を出すとチグハグになったり、何か間違ったの?と言う事になりかねません。
そこで、このドレスシャツの形をしたデニムシャツを綺麗目なコーディネートに織り交ぜると「外し」コーディネートの完成です。
ドレスシャツってどんな形?
ドレスシャツと言うと、「襟の形」でいくつかに分類されますが、オススメは「カッタウェイ(ホリゾンタルカラー)」「ボタンダウン」「ワイドスプレッド」の3種類になります。これらは基本的にノーネクタイでも綺麗に見える襟の形になります。
私もこの3タイプを揃えています。
左:カッタウェイ(ホリゾンタルカラー):ナノ・ユニバース(¥10,000前後)
中:ボタンダウン(ボタンが襟の内側にある珍しいタイプ):ZARA(¥4,000前後)
右:ワイドスプレッド:SHIPS(¥10,000前後)
実は左のナノ・ユニバースで購入したものは、デニム生地ではなく、光沢のあるツイル素材です。こういったデニム色のものでも良いと思いますが、やはりデニム独特の風合いが、この後お話しするコーディネートの組み合わせで生きてくるので、まずはデニム生地のものから購入してみましょう。
ここで一点、一番右のSHIPS購入のものはヘビロテし過ぎて襟の折り返しが白くなってしまっています。ここまで色落ちすると正直買い替えした方が良いですが、今私の手持ちがこの3枚になりますので、ご容赦ください。。逆に言うと3枚持っていてもヘビロテして色落ちするくらい使いやすい、合わせやすいアイテムになります!
違いを見てみましょう
使い方、コーディネートとしてはカジュアルジャケットに合わせるのが、簡単且つ効果大です。以下の写真ではネイビー、グレー(千鳥格子柄)、ベージュの3タイプのジャケットで、白シャツと比べてみましょう。
如何でしょう?デニムシャツを着ている方が、なんかお洒落に見えませんか??デニムシャツを着ている方のジャケットのボタンを外しているのは、単に留め忘れただけですが、、ちょいワル感がたまたま出て良い感じですね。
逆に白いシャツの方は、特に違和感も無ければ、注目される事もないでしょう。勿論清潔感やフォーマル度でいうと、白シャツに軍配が上がりますが、本ブログのテーマである、「普通より、ちょっとお洒落に見せたい」には、このデニムシャツ位がちょうど良いと思います。
あ、ちなみに購入出来るお店ですが、以下の様なセレクトショップであればどこでも置いてると思いますので、店員さんに聞いてみてください。
- BEAMS
- EDIFICE
- UNITED ARROWS
- SHIPS
ただし、インポート物(イタリア製)などは¥20,000以上したりします。ご予算が少ない場合は、上記セレクトショップオリジナル(自社ブランド)のものは¥10,000程度で購入できます。ちょっとシルエットの綺麗さという点で劣りますが、ZARAやH&Mでも購入出来ると思います。
以上、今度から
「ジャケットに白いシャツを着ようと思ったときは、デニムシャツを合わせてみましょう!!」